愛知県産 ふきのとう
■フキノトウ(蕗の薹)とは
春を告げる山菜として人気が高いフキノトウ(蕗の薹)です。
フキノトウ(蕗の薹)は、春先になるとキク科の多年草であるフキの地下茎から出てくる花(花の蕾)の部分を食用とする山菜植物です。
この花が咲いた後に地下茎から伸びる葉の部分がフキとして出回ります。
■産地について
フキノトウは年が明けると全国各地で収穫され市場に出回ります。
大阪府中央卸売市場にも、秋田県、北海道、徳島県、大阪府、奈良県、島根県など、各地のフキノトウが見かけられます。
フキは、愛知早生フキ(尾張フキ)という品種が一般的に広く栽培され、その生産量も愛知県が最も多いので、フキノトウの生産量も多いといえます。
見た目は、比較的他の産地のものと比べ、粒が大きく細長いのが特徴。
ピークの時期は毎年2月~3月頃です。
■味わい
フキノトウは、ほろ苦さが一番の魅力。
このほろ苦い風味が春の訪れを感じさせてくれます。
天ぷらの場合はアク抜きが必要ありませんが、佃煮、味噌汁などの調理の前にはアク抜きが必要な食材です。