秋田県産 山うど
■山うど(山ウド/山独活)について
山うど(山ウド/山独活)は、うど(ウド/独活)とも言われますが、日に当てずに作られる「軟白うど」と、日光のもと育てられる「山うど」と一般的に区別されています。
また、時期によっても秋〜冬にかけて出荷されるものを「寒うど」、春先に出荷されるものを「春うど」と言ったりもします。
山うどは軟白うどに比べて香りと風味が強く、苦味やアクも多めで、比較的流通が多いのは「軟白うど」です。
■産地
秋田県は全国有数の山うどの産地です。
山うどは冬から春にかけての山菜の中で主力商品の位置けです。
JAあきた白神管内では、能代市二ツ井町地区(能代山本地方)を中心に生産されている『白神山うど』が主流です。
白神産の山うどは、サクサクした食感とほろ苦さがあり、天然物と違ってくせがないので食べやすいと人気です。
例年、旬の時期は1月頃から5月頃まで。3月頃が出荷ピークとなります。
■食べ方
苦味があり独特の香りがある山うどですが、香りが高くシャキシャキとした歯ごたえがあり、酢の物、酢みそ、和え物、煮物、炒め物、味噌漬け、天ぷらなどにおすすめです。
皮は捨てずに「きんぴら」などに使えます。